和歌山 シュタイナー モモの会
ごあいつさつ Greeting

子どもを畏敬の念で受け入れ

愛をもって教育し

自由の中へ解き放つ

R.シュタイナー

 

「モモの会とこども園ほしの子について」

 2007年春、人智学を学ぶ大人達が、シュタイナー幼児教育の実践の場として、母親と 0〜3歳までの乳幼児を対象とした週1回の保育を岩出市でスタートさせました。
 自然と調和した生活、家庭的な営みがもたらす暖かい安らぎ、仲間と共に育ち合う喜び。 この親子クラスを通して、シュタイナー幼児教育と出会った親達の中から、幼児が集うそのような場を用意したいとの声が高まり、2014年4月、 和歌山県で初めて、3歳から就学前の子どもの保育を全日制で行うシュ タイナー幼児教育の実践の場として、こども園ほしの子が誕生しました。
 オーストリアの思想家であるルドルフ.シュタイナー(1861〜1925)の人間観・教育観を背景に子どもの成長発達に即した保育内容を行っています。

 

「ひとりひとりの子どもを畏敬の念で受け入れる」

 シュタイナー幼児教育では、生まれてから学齢期になる 7 歳までの時期を、人が生きていく上での礎を築く大変重要な時期であるとしています。 成人後に自らの力で人生を生きていく為に大切な「心」と「身体」を育むこと、そして、ファンタジー(想像力)を育むこと。幼児期の子どもには特にこの二点をとても大切にします。
 大人の日々の活動を手本とし、自由遊びや、手仕事、家事を通して、生活そのものから環境を整えていきます。そして周囲への信頼を育むことができるように、繰り返される毎日の生活リズムの中、働く保育者の傍らで子ども達が過ごします。 また、概念的な知識を与えることを避け、子どもの内にあるファンタジーを育むことを大切にします。 そのために園では、静かで美しい環境を整え、過剰な刺激から子どもを守ること、秩序と繰り返しによって リズムのある生活を営み、子どもの心の安定と生命リズムを整えることに努めます。
 そして周囲の大人が人間の存在を尊いものとして捉えることを根底に、ひとりひとりの子どもに対して畏敬の念を持って向き合い、その子どもなりの成長に寄り添っていくという姿勢のもと、それぞれの発達段階に見 合った教育を行います。

 

「自らが学び教育に参加する親に寄り添う共同体として」

 こども園ほしの子はシュタイナー教育の思想背景である、アントロポゾフィ(人智学)を学び実践する場を和歌山で10年以上に渡り運営してきた「モモの会」を母体に、地域の様々な年代や立場の大人達、 そして長年シュタイナー教育の普及に努めてきた指導者達の支援の輪に支えられ発足しました。
 ここでは現在、多くの母親達がアントロポゾフィ(人智学)を学び、日々の暮らしや子どもとの関わりにおいて実践しています。 教育の多様化の中で、「自らが学び教育に参加する親」を支える場の必要性は、今後ますます高まると考え られます。
 また、学齢期までの子育て支援が、「子どもを預けることで親の負担を軽くする」、という方向で進められる中、「親であること」が負担なことではなく、子どもや教育に向き合うことが、人間的な成長にプラスの経験 になると捉えられる環境創りを進めることが必要だと考えます。
 私たちはできるだけ多くの子ども達の健全育成、及び社会教育の推進を図る団体として、普及活動に努め、子どもの教育を通じてより良い社会創りに寄与することを目指します。

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